出産後に骨盤矯正をしたほうがいい?

2023年01月11日

骨盤は複数の骨が強力な靭帯で固定されており、出産時に赤ちゃんが通れるように妊娠中から靭帯を緩めるホルモンを分泌し徐々に骨盤を広げ、出産時に最大になります。

出産後はホルモンも徐々に分泌されなくなり半年ほどかけてゆっくりと骨盤周囲の靭帯は元の状態に戻っていきます。

もしアナタが産後に骨盤が広がったままですねと言われたことがあるとすれば大変です。

坐骨と坐骨の間にある恥骨結合の距離が通常2~6ミリほどで妊娠後期には7~10ミリ広がると言われているなか、0.26%と稀な確率で10ミリ以上に広がってしまうと恥骨結合離開と診断されます。

かなり強い痛みを伴い、基本的には安静にして数週間で治癒しますが、半数の方は痛みや骨盤周囲の緩みを残してしまいます。

またもし、50ミリを超えるような場合は、骨盤を金属で固定するような手術が検討される可能性があります。

産後はお腹や骨盤が広がっていた影響で、骨盤周囲の筋肉は弱っています。

産後に必要なのは骨盤周囲の筋肉を鍛えること。

特に骨盤底筋群は尿漏れや姿勢と大きく関係があるため、産後にしっかりと鍛えることが重要です!

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