夜中に目が覚める人へ。18年間の研究で見えてきた「睡眠」と「慢性痛」の関係!

2026年09月25日

「夜中に何度も目が覚める」

「一度目が覚めると、なかなか眠れない」

「それなりに寝ているはずなのに、朝から疲れている」

このような睡眠の悩みはありませんか?

夜中に目が覚めることを**「中途覚醒」**といいます。

睡眠というと「何時間眠れたか」が気になりますが、途中で目が覚めずに眠れているか、朝起きたときに休めたと感じられるかも、睡眠の状態を見るうえで大切なポイントです。

そして、この中途覚醒と身体の痛みについて、興味深い研究があります。

スウェーデンの一般住民を最長18年間追跡した研究では、睡眠の問題と、その後の「慢性広範囲痛」との関係が調べられました。

その結果、夜中に目が覚めて眠りを続けにくい状態と、18年後の慢性広範囲痛との間に関連がみられました。

今回は、この18年間の追跡研究をもとに、中途覚醒と慢性痛にはどのような関係がみられたのかを見ていきます。

🍀 直近の混雑状況はこちら
直近の予約・混雑状況 | 横浜市鶴見区 | よつ葉接骨院

📚 関連記事はこちら
睡眠不足で肩こり・腰痛がつらくなる?睡眠と痛みの意外な関係をわかりやすく解説! | 横浜市鶴見区 | よつ葉接骨院

睡眠の問題がある人を18年間追跡した研究

2018年に医学誌『BMC Musculoskeletal Disorders』に発表された研究では、スウェーデンの一般住民を対象に、睡眠の問題や疲労と、その後の慢性広範囲痛との関係を調べています。

慢性広範囲痛とは、身体の一か所だけではなく、左右や上半身・下半身など、広い範囲に痛みが続いている状態のことです。

肩だけ、腰だけが痛む状態とは少し異なり、身体のさまざまな場所に慢性的な痛みがみられる状態を調べています。

研究では、研究開始時と、その3年前の調査で慢性広範囲痛がなかった人を追跡しました。

調査結果を分析できた人数は、

  • 5年後:1,249人
  • 18年後:791人

でした。

この研究の大きな特徴は、睡眠の状態とその後の痛みを、18年という長い期間にわたって追跡していることです。

研究では4つの睡眠の問題を調べています

この研究では、睡眠について主に次の4つを調べました。

1.なかなか寝つけない

布団に入っても、なかなか眠りにつけない状態です。

2.夜中に目が覚め、眠りを続けにくい

いわゆる中途覚醒です。

眠ったあとに途中で目が覚め、その後なかなか眠りに戻れない状態を指します。

3.予定より早く目が覚める

まだ眠っていたい時間なのに、早朝に目が覚めてしまう状態です。

4.眠っても回復した感じがしない

睡眠時間は取れていても、「よく休めた」「疲れが取れた」という感覚が得られない状態です。

このように、睡眠の悩みには「眠れない」だけでなく、寝つき、途中で目が覚める、早く目覚める、朝の回復感など、いくつかの違いがあります。

中途覚醒と18年後の慢性広範囲痛に関連がみられました

研究では、精神的な健康状態などを考慮して調べた結果、4つの睡眠の問題と、5年後・18年後の慢性広範囲痛の発症に関連がみられました。

さらに、研究開始時に痛かった場所の数なども含めて詳しく調べると、18年後まで関連がみられた睡眠の問題が、**「睡眠を維持できないこと」**でした。

つまり、

夜中に目が覚め、その後眠りに戻りにくいといった睡眠の問題があった人は、そうでない人より、18年後に身体の広い範囲に慢性的な痛みが生じている割合が高い傾向にありました。

ここが今回の研究で注目したいポイントです。

「寝不足だった翌日は身体がつらい」という短期間の話だけではなく、睡眠の状態と身体の痛みを長期間追跡した研究でも両者の間に関連がみられたことになります。

睡眠と慢性痛の関係については、これからも研究を積み重ねていく必要があります。

今回の結果は、長く元気に過ごしていくためにも、「最近、夜中に何度も目が覚めていないか」「朝、疲れが取れているか」といった睡眠の状態にも目を向けることが大切だと考える一つの材料になります。

中途覚醒が気になる方は、自分の睡眠を振り返ってみよう

夜中に一度目が覚めたからといって、それだけで身体に問題があるということではありません。

大切なのは、普段どのように眠れていて、朝や日中をどのような状態で過ごしているかを見ることです。

たとえば、

  • 夜中に何度も目が覚めていないか
  • 目が覚めたあと、なかなか眠りに戻れないことがあるか
  • 朝早く目が覚めてしまうことが増えていないか
  • 朝起きたとき「休めた」と感じられるか
  • 日中まで疲労感が残っていないか
  • 以前より眠りが浅くなったと感じるか

などを振り返ってみてください。

毎日のことなので、自分では「いつものこと」と思っている場合もあります。

特に、睡眠時間はそれなりに取っているのに、朝から疲れている方は、睡眠時間だけではなく、途中で目が覚めていないか、朝に回復した感覚があるかにも目を向けてみましょう。

中途覚醒と一緒に、身体の状態も確認してみよう

肩こりや腰痛などがある方は、睡眠と合わせて身体の変化も振り返ってみてください。

たとえば、

  • 眠れなかった翌日は身体がつらいか
  • 朝起きたときに肩や腰がつらいか
  • 忙しくて睡眠が乱れた時期に身体の調子も変化するか
  • 疲れがたまっているときに痛む場所が増えていないか
  • 痛みで夜中に目が覚めることがあるか

といったことです。

「肩が痛いから肩だけ」「腰が痛いから腰だけ」と見るのではなく、どんな生活をしているときに身体の調子が変化するのかまで確認していくと、自分の身体について気づけることが増えてきます。

睡眠、疲労、身体活動、仕事や家事、ストレス、身体の動きなども含めて見ていくことが、身体全体の状態を知る手がかりになります。

よつ葉接骨院では、中途覚醒や疲労のお悩みも伺います

横浜市鶴見区生麦のよつ葉接骨院には、肩こりや腰痛だけでなく、

「夜中に何度も目が覚める」

「一度起きると、なかなか眠れない」

「寝ても疲れが取れない」

「朝から身体が重い」

といった睡眠や疲労の悩みを抱えている方もいらっしゃいます。

このような方には、睡眠の状態だけを見るのではなく、身体の状態や普段の生活まで含めて確認することを大切にしています。

たとえば、

  • どのような睡眠の悩みがあるのか
  • 朝起きたときの疲労感
  • 首や肩などに力が入り続けていないか
  • 身体を楽に動かせるか
  • 呼吸の状態
  • 日中の活動量
  • 生活リズム
  • ストレスの状態

などを確認します。

必要に応じてAI姿勢解析、関節の動く範囲、筋肉の状態なども確認し、睡眠や疲労と身体の状態を一緒に見ていきます。

睡眠や疲労が気になる方は、頭や首まわりから施術を始めます

睡眠や疲れの取れにくさが気になっている方には、よつ葉接骨院では頭部や首まわりからやさしく触れて施術を始めます。

いきなり強い刺激を加えるのではなく、まずは身体の力が抜けて、リラックスしやすい状態を目指します。

そこから首や肩、背中など、その方の状態に合わせて全身へ施術していきます。

実際に施術を受けている途中で、ウトウトしたり、そのまま眠ったりする方も多くいらっしゃいます。

よつ葉接骨院では、身体に強い刺激を加えることよりも、安心して身体の力を抜き、ゆっくり過ごせる時間をつくることを大切にしています。

そして、筋肉・筋膜・関節など身体への施術と、睡眠・疲労・活動量・生活リズムなどの情報を合わせて、その方に合った身体のととのえ方を一緒に考えていきます。

よつ葉接骨院が大切にしているのは、

「治すでも、癒すでもない。“ととのえる”という新しい選択。」

という考え方です。

痛みがある方だけではありません。

「最近、眠りが浅い」
「夜中に何度も目が覚める」
「寝ても疲れが取れない」
「身体がずっと緊張している感じがする」

そんな方にも、今の身体と生活の状態を一緒に確認しながら、心身ともにリラックスしやすく、元気に毎日を過ごせる状態を目指してサポートします。

まとめ|中途覚醒も、身体の状態を知るための確認ポイントです

今回紹介した18年間の追跡研究では、睡眠の問題と、その後の慢性広範囲痛との関連が報告されています。

その中でも注目したいのが、

「夜中に目が覚め、その後眠りに戻りにくい」という中途覚醒です。

研究では、このような睡眠を維持しにくい状態があった人は、そうでない人より、18年後に身体の広い範囲に慢性的な痛みが生じている割合が高い傾向にありました。

普段の身体の状態を知るためにも、

「何時間寝た?」だけではなく、
「夜中に目が覚めていない?」
「朝、疲れは取れている?」

というところまで振り返ってみてください。

「夜中に何度も目が覚める」

「一度目が覚めるとなかなか眠れない」

「寝ているはずなのに疲れが取れない」

「朝から身体が重い」

そんな睡眠や疲労のお悩みがある方も、一度身体全体の状態を確認してみませんか。

よつ葉接骨院は、横浜市鶴見区生麦、京急生麦駅から徒歩1分。完全予約制で、一人ひとりのお話を伺いながら身体の状態を確認しています。

睡眠や疲労、身体の動きなども含めて、元気に過ごせる身体づくりを一緒に考えていきます。

参考文献

Aili K, Andersson M, Bremander A, Haglund E, Larsson I, Bergman S. Sleep problems and fatigue as predictors for the onset of chronic widespread pain over a 5- and 18-year perspective. BMC Musculoskeletal Disorders. 2018;19:390. doi:10.1186/s12891-018-2310-5.

🍀 直近の混雑状況はこちら
直近の予約・混雑状況 | 横浜市鶴見区 | よつ葉接骨院

📚 関連記事はこちら
睡眠不足で肩こり・腰痛がつらくなる?睡眠と痛みの意外な関係をわかりやすく解説! | 横浜市鶴見区 | よつ葉接骨院

TEL予約045-710-0990
LINE予約
WEB予約

執筆者紹介

宮寺 雅佳

執筆者:柔道整復師 宮寺 雅佳(よつ葉接骨院 院長)

臨床現場で19年以上、これまで3万人以上の方の身体のお悩みに向き合ってきました。

よつ葉接骨院では、「痛い場所だけにとらわれず、身体全体を見ること」を大切にしています。
腰痛や肩こりなどの不調は、痛みを感じている場所だけでなく、身体の動きや活動量、日々の過ごし方など、さまざまな要素が関係していることがあります。

そのため、問診や身体の動き、姿勢などを確認し、一人ひとりの状態に合わせて施術やセルフケアをご提案しています。

目指しているのは、痛みだけにとらわれず、その方が元気な毎日を送れるようサポートすること。
この記事も、医学的な情報をもとに、できるだけ分かりやすくお伝えすることを心がけて作成しています。

よつ葉接骨院 / よつ葉整体院(横浜市鶴見区・京急生麦駅徒歩1分)

肩こり・頭痛・腰痛・自律神経の乱れなど、慢性的な不調を中心に、一人ひとりの身体の状態に合わせた施術を行っています。

国家資格を持つ院長が、AI姿勢分析や可動域検査などを用いて原因を確認し、筋肉や関節だけでなく、身体全体のバランスを考慮した施術をご提供しています。

【診療案内】

  • 完全予約制
  • 京急生麦駅 徒歩1分
  • 月・火・水・金 10:30~21:00
  • 土曜 9:00~16:00
  • 木曜・日曜 休診

📍〒230-0052
神奈川県横浜市鶴見区生麦1-10-4

🍀 よつ葉接骨院オリジナルLINEスタンプ・絵文字も販売中!
https://line.me/S/shop/emoji/author/8934217

関連記事